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女子大生殺害「無職35歳・広瀬晃一」どうやって呼び出したのか?ネットだけの付き合い

   昨年11月(2018年)から不明だった女子大生・菊池捺未さん(当時18)を殺害したと見られる茨城・神栖市の無職、広瀬晃一容疑者(35)を、警視庁は死体遺棄容疑で逮捕した。自供から女子大生の遺体を発見、殺したことも認めている。

   犯行当日の午後8時頃、菊池さんらしい女性が、広瀬の自宅近くの住民に「男性とトラブルになった」「目隠しをして連れてこられた」「記憶を頼りに訪ねてきた」などと話していた。その後、午後11時頃に、遺体が見つかった付近で菊池さんの携帯電話の電波が途絶えていた。

   広瀬は菊池さんとネットの掲示板で知り合い、殺害の日に初めて会って「家の前で別れた」と話していたが、家の中に連れ込んだこと認め、「騒がれたので、車の中で殺した。遺体は、膝下くらいの穴を掘って埋めた」と供述しているという。

これまでにも性犯罪

   広瀬は幼い頃に父親が自殺し、母と祖母と3人の兄弟姉妹と住んでいたが、小学校時代から不登校となり、同級生にもほとんど印象がない。中学時代の文集には、「my dream 傭兵」、欲しいものは「ドリームキャスト、マシンガン、彼女」とあった。

   中学卒業後、牛久市に移ってアルバイトなどしていたが、勤めていた会社の社長は、小心者で、無断欠勤も多かったと話す。

   司会の加藤浩次「不可解な点がありますね」

   菊地幸夫(弁護士)「なぜそんなところまで出かけて行ったのか。タクシーまで使って。それなりの理由があったはずです。また、目隠しとかトラブルになったというのなら、なぜ警察沙汰にしなかったのかなあ」

   犬山紙子(イラストエッセイスト)「(広瀬は)性犯罪を犯したことがある男なんですよね。治療プログラムをきちんとしていたら、防げたのではないかと思ってしまいます」