2019年 7月 16日 (火)

4代にわたる進学塾経営者夫婦の物語。集中力の足りない子をもつ親には参考になる話かも
<みかづき 第1回、第2回>(NHK総合)

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   4代にわたる家族の物語だが、舞台が伝説のカリスマ塾経営者と塾講師の話とは珍しい。孫の上田一郎(工藤阿須加)が就活に失敗して弁当屋の出前持ちをしているところから始まる。彼の祖父の大島吾郎(高橋一生)は伝説の塾講師で著述家、祖母の千明(永作博美)はカリスマ塾経営者。2人は落ちこぼれた子供たちを八千代塾で教えて、出来ることの楽しさを引き出してゆく昭和36年の話だ。

   昭和36年といえば高度経済成長期の始まり頃で、東京オリンピックの3年前、小さな家で始めた落ちこぼれ対策の塾が、はやりにはやって「公教育の敵」扱いされた時代。千明の連れ子の蕗子は学校で「じゅくっ子」と苛められる。千明は大手に対抗するためカラーの違う塾と合併して規模を大きくするが、家族に軋轢も生まれる。

   初めの方の、できない子供やできる子供のディテールがよく描けていて、公教育支持派の親でも塾に通わせるか否かで悩んだに違いない。今や塾が「悪徳教育」であると考える父母は消滅したが、大都会と田舎町との差や、少子化の中での塾の経営の有為転変など、3回以降にも関心がわく。飄々とした高橋一生の吾郎に比べて、女だてらの千明のきつい性格は、駅のコンコースに連続して貼られている、永作博美のにっこり笑った特大のサラ金「利子0円」ポスターを思い出して共感出来にくい。ただし、小学生で集中力の足りない子供を持つ親には参考になるドラマかも。(放送2019年2月2日21時~)

 

(黄蘭)

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