2019年 10月 24日 (木)

<後妻業>(フジテレビ系)木村佳乃のエセ大阪弁ひどすぎ!帰国子女のお嬢様に意外性狙い過ぎは気色悪いだけ

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   原作は黒川博行の小説である。2016年に「後妻業の女」のタイトルで映画化され、このときの主演は大竹しのぶだった。今回の連ドラ版は木村佳乃、共演には高橋克典、木村多江、井原剛志らがいる。
映画版との大きな違いは、コメディ色が強いこと。テーマがテーマだけに、真面目にやれば暗くなってしまうところを、笑いを入れることで、真面目に見られても困りますよ、これはコメディですよ、と視聴者に訴えているに違いない。でなければ、なかなかの三文ドラマで、見るのが気恥ずかしくなる。大阪が舞台なので、豪華俳優を使った「吉本新喜劇」だと思えばまあ楽しめる。そんなふうにこの手のドラマは、斜に構えて見るのが正解のようだ。

あの篠田麻里子さまがいまや「愛人ホステス」

   残念なのが大阪弁。いかにも育ちが悪そうなコテコテの大阪弁で話す木村佳乃と、「ナニワ金融道」か「ミナミの帝王」にでもなったつもりの高橋克典。主要メンバー2人の大阪弁がなんとも気色悪い。関西テレビ制作なのに、こんなエセ大阪弁を許していいのかとクレームのひとつも言いたくなるひどさなのである。
どうして、関西出身の俳優を起用しなかったのか。あえて違和感を持たせることで話題になれば、ということだろうか。帰国子女でお嬢様の木村佳乃がこんな汚れ役を、という意外性はたしかにある。これが尾野真千子あたりだったら、まったく違うモノになっていただろう。
意外性といえば、とよた真帆。木村佳乃演じる竹内小夜子の後妻業仲間・瀬川頼子役で、全身ヒョウ柄のド派手な大阪のおばちゃんに扮していて、最初は誰だかわからなかった。もうひとり、元AKB48の篠田麻里子が愛人、ホステス役で出演している。アイドル時代は神7でも、卒業すれば五番手、六番手のホステス役くらいしか回ってこないのかと、芸能界の厳しさにあらためて気づかされる。

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