「チャイナ・ショック」直撃受ける日本経済!春節爆買い消え、対中輸出も大幅減少
2019.02.08 11:50
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貿易戦争で終わらなくなった米中対立!安全保障がらみの覇権争いへ
米中対立もがある。対立は単に貿易摩擦だけでなく、国の安全保障が絡んだ根の深い問題になっている。トランプ大統領は6日(2019年2月)の一般教書演説で中国を強く批判した。
「中国は何年にもわたってアメリカの産業を標的にし、知的財産を盗んでわれわれの職と富を奪ってきた。こうしたことは終わりにすると中国に宣言する」
象徴的な出来事が中国の通信機器メーカー「ファーウェイ」の孟晩舟副会長をアメリカの要請でカナダが逮捕したことだった。ファーウェイはAIや次世代通信規格の5G 、自動運転技術などのハイテク技術でアメリカ企業と覇権争いをしており、主導権を握れば、中国は産業や軍事の分野で優位に立てる。
米中対立は世界経済の行方を左右しかねないとみられており、その狭間で日本の置かれた立場は今後一層厳しくなりそうだ。
ゲストの麻木久仁子(タレント)「日本はどうしたらいいんでしょうか」
細川教授は「日本の企業も、安全保障上のリスクを考えながら経営せざるを得ないでしょう。バランスが難しくなってきます。しかも、長引くと思います」と話した。
*NHKクローズアップ現代+(2019年2月6日放送「"チャイナ・ショック" は起きるのか?~米中貿易摩擦の裏側で~」)
文
モンブラン