2019年 7月 22日 (月)

〈マスカレード・ホテル〉
キムタクは何をやってもキムタクだといわれる映画。みんなから慕われ、最後は良い人になってキムタクに感謝して帰っていく

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(C)2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (C)東野圭吾/集英社
(C)2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (C)東野圭吾/集英社

   3件の連続殺人事件の次の舞台に選ばれたのは高級ホテル「コルテシア東京」だった―――。犯人逮捕のため、警察は捜査員をホテルに潜入させる。捜査一課の刑事、新田浩介(木村拓哉)は海外生活経験者で英語ができるため、ホテルのフロントマンに。新田の教育係、山岸尚美(長澤まさみ)はお客様第一の接客を心がける優秀なホテルマン。お客を疑いの目で見てばかりの新田と山岸は衝突してばかりいた。

次々と怪しいお客やクレーマーたちが訪れる

   そんな2人の前に、次々と怪しいお客やクレーマーたちが訪れる。東野圭吾原作の大ヒット同名小説を、木村拓哉主演で映画化。共演者は長澤まさみ、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、篠井英介、渡部篤郎、石川恋、東根作寿英、鶴見辰吾、石橋凌、濱田岳、前田敦子、笹野高史、高嶋政宏、菜々緒、宇梶剛士、橋本マナミ、田口浩正、勝地涼、生瀬勝久、松たか子と、豪華俳優陣が集結したサスペンス大作。

   キムタクは何をやってもキムタクだと言われるに相応しい映画だ。俺様で、でも嫌われない、みんなから慕われるキムタク演じる新田。クレーマーたちも最後はみんな良い人になって、新田や山岸に感謝して帰っていく。

   特に典型的なクレーマーの一人、生瀬勝久演じる男性が印象的だった。かつて新田のクラスの教育実習生で、新田には恥をかかされていた。新田を見るなり、過去の恨みから難癖をつけ新田を振りまわす。でも新田が真摯な対応を最後にとると、ケロッとして「何をしても君には勝てない」「君が優秀なことはわかる」などと言い残し帰っていく。本当にそう。何をやってもカッコイイ、そんなキムタクには誰も勝てないことになっているのだ。

結末の出来だけも見る価値はある

   しかし観客も、心の何処かでそんなキムタクを見たがっているのかもしれない。それとも「かっこいい役」しかやりたくないと本人が言っているのだろうか、制作側がやっているのか。いずれにせよそういう期待はある意味裏切らない作品だ。

   そんな本作最大の魅力は、その結末である。東野圭吾原作であること、シナリオ自体は面白い出来になっている、そこは安心して大人から子供まで楽しめる。分かりやすい物語ではあるが、クレーマーたちとの関わりで新田が人間として成長していく部分は涙もさそうし、二転三転する捜査の展開もテンポよく面白い。

   結末の出来だけも見る価値はあるかもしれない作品だ。終わりよければすべてよし。豪華キャストの共演も見ものだし、何より長澤まさみ演じる山岸の、一生懸命でキラキラした役柄が好印象である。

   PEKO

   おススメ度☆☆☆

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