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海外メディアも気付いていた大坂なおみのコーチ契約解消「全豪オープンから不和」

   テニスの大坂なおみ選手はきのう12日(2019年2月)、サーシャ・バインコーチとの契約解消をツイッターで明らかにした。香港のメディアは「メルボルンの全豪オープンから不和になった」と報じた。準決勝前の練習は10分で終了、大坂がサーシャコーチのいるコートに現れなかったこともあったという。

   今年(2019年)に入ってからも、ブリスベン国際の前日練習では、大坂が相手選手が得意とする左利きサーブをサーシャに要求し、「いつもとちがうサーブはできないの」といらだつ場面もあった。

立場はコーチより選手の方が上

   元テニスプレーヤーの沢松奈生子さんは「それにしても、なぜ今と思います。戦国時代の女子テニス界で、天下統一させてくれた名参謀なのに」と驚く。選手とコーチは「一言でいうと結婚で、家族よりも一緒の時間が長いんです。気が合うことが何よりですが、選手の方が立場は強い。1人でやりたい気持ちもあったのかもしれないですね」

   関係者によると、契約解消は大坂から申し入れたという。

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「(将来、振り返ったときに)あれは合理的で、クールな判断だったねと思いたい」

17日(2019年2月)からドバイオープンが始まり、5月26日からは全仏、7月1日から全英(ウインブルドン)と続く。