2019年 7月 22日 (月)

銀行の庶務行員・高橋克典の奮闘記だが、2時間見るのに苦労した駄作!
<庶務行員 多加賀主水が悪を断つ>(テレビ朝日系)

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   多加賀主水(高橋克典)は第七明和銀行の庶務行員、銀行の前でティッシュ配りをしていると、少年が現れて、「この銀行がお父さんを殺したんだ」と言って走ってゆく。その頃、吉川頭取(名高達郎)には「13年前の過ちを公表し謝罪しろ」という脅迫状が届く。主水は窓口事務行員の生野香織(夏菜)と2人で銀行の過去を調べる。
   江上剛の原作らしいが、ドラマとしてはつまらないことおびただしい。第一、元フリーターとか元漁師とかいう主水役の高橋克典が、立派なガタイで一流銀行マン風なのに、ティッシュ配りというのも全く似合っていないし、庶務行員が頭取室まで現れて、事件のことに蘊蓄を垂れるのも非現実的。書き物で読むのと映像では違う。
   時代劇の主水さん(故・藤田まことの当たり役)にあやかって、人情喜劇サスペンスを狙っているのだろうがダサいからやめておけ。閑散としたシャッター街に開いている角の魚屋のシーンや、和菓子店のオバサンの左時枝が、あらなつかしや。小料理屋の女将の仁科亜季子もガンで大変だったのが頬のこけ方に出ているし、いろいろ。
   音楽番組の司会からドラマの主演、カラオケバトルのゲストまで、高橋克典は超売れっ子の中年。筆者は何度かパーティーなどで見かけたが、猫背の色黒男性で少しも俳優らしい華やかさは感じなかった。年も年だし、そろそろこんな駄作はやめて、もっと上質の代表作になるようなドラマに出たら?(放送2019年2月10日21時~)

(黄蘭)

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