2024年 4月 26日 (金)

「オリ・パラ競技施設」大会後は赤字垂れ流し!負の遺産に都民の税金投入しつづけるのか

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目的・効果不明の怪しい五輪便乗事業にもドブ捨て1兆6000億円超

   東京都は競技施設だけでなく、「スポーツ・健康」「街づくり・持続可能性」「文化・教育」「経済・テクノロジ―」「復興・オールジャパン・世界への発信」をテーマに、1兆6111億円を投じてオリンピックを街や記憶に残そうというレガシープランを計画している。

   たとえば、無電柱化やバリアフリー、遮熱性舗装などの事業だ。ヒートアイランド対策も兼ねて、大会のマラソンコースの遮熱性舗装に総額290億円をかける。道路表面を白い舗装にすることで太陽光を反射させ、温度上昇を抑えようというのだ。

   ボランティア休暇が取れる体制を整備した企業に、1社当たり20万円を助成する制度を導入していて、5億円を予定している。

   ところが、国土交通省道路局が調査したところ、「遮熱性舗装で道路表面温度は5度ほど低くなったが、地表150センチの高さでは、これまでの舗装との差がわずか1度以内で有意差とは言えない」と否定されてしまった。NHKがボランティア助成金を受けた企業100社を取材したところ、実際にボランティア休暇を取得した社員がいた会社は5社だけだった。

   ゲストのタレントのパトリック・ハーラン(タレント)は、「すぐそこにオリンピックが来ているから、何か動かないといけないと思っているように見えますけどね」と疑問を呈した。

   NHK首都圏放送センターの藤井佑太記者は「東京五輪を契機に事業を広げたいといった狙いもありそうです」

   東京五輪・パラリンピックに結び付けると、さまざまな予算が通るという便乗事業が多そうだ。

NHKクローズアップ現代+(2019年2月13日放送「おカネをどう生かす?東京五輪・パラ」)

文   モンブラン
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