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いったいなぜ? 高齢者ならともかく、高速道路を自転車で走る若い人が増える理由

   高速道路をママチャリが逆走する映像を、大阪府豊中市で6日(2019年2月)、ドライブレコーダーがとらえた。「前の車がよけたので見ると......。最初は落下物かと思った」と撮影者もびっくりだ。この自転車は数分間で路肩から中央分離帯付近へと横断した。乗っていた人はその後、警察に身柄を確保された。

   司会の羽鳥慎一「高齢者ではなかったそうです」

年間3700件、40代以下が急増中

   国交省によると、自転車や歩行者の高速道路進入は意外に多く、2016年では3678件と5年前の1・4倍に。とくに、40代以下の若い人のケースが2倍に増えた。自転車ではスマホのナビアプリを使っていての誤進入が目立つ。

   ITジャーナリストの三上洋さんは「車モードのナビアプリを使用した可能性」を推察する。車用の本格的なアプリつきの電動自転車も売られている。

   青木理(ジャーナリスト)「でも、40代以下なら気づくのではないですか」

   菅野朋子(弁護士)「表示がわかりにくいこともあるのかも」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「いや、間違いじゃないかもしれない。自転車なら高速の出口から入れるし、信号もない。近道だと(意識的に)走っているのかも」

   羽鳥「え?とは思うけど、スマホに気をとられていて進入するケースも増えているのではありませんか」

   だとすると、「ながら運転」の弊害がこんなところまできたということだろう。