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「平服でお越しください」の平服ってどんな服?実はけっこう格式は高い

   結婚式や故人をしのぶ会の案内状に「平服でお越しください」とあったとき、どんな服で行ったらいいのか。フォーマルウエアは格式高い順に、正礼装(フォーマル)、準礼装(セミフォーマル)、略礼装(インフォーマル)、カジュアルエレガンス、スマートカジュアルに分類される。

   格式を決めるポイントは、肌の露出が少ないことと無地に近い生地であること。女性なら、正礼装は足首まで隠れる無地のロングドレス。準礼装は座ってもひざが隠れるくらいのスカート丈で、細かい柄が入っていてもよいが、離れて見たら無地に見えるものを選ぶ。

   略礼装は立っている時にひざが隠れる程度のスカート丈でOK。いずれもジャケットとアクセサリーが必須だ。

   カジュアルエレガンスは、ジャケットは着なくてもよいが、ドレッシーなワンピースを選ぶ。スマートカジュアルはいわゆる「きれいめカジュアル」で、ブラウスにスカートやパンツなど、オフィスにも馴染みそうな服装だ。

女性はジャケットとひざが隠れるスカート。男性はネクタイ。

   その中で、平服にあたるのが「略礼装」で、上から3番目と結構格式は高い。言うまでもなく、普段着という意味ではない。日本フォーマル協会事務局長の森本圭子さんはこう解説する。

   「嬉しいお席に呼ばれた時はジャケットとワンピースで大丈夫です。葬儀の時などはダークスーツでもOKですが、インナーは白ではなく黒に近い色。ダークグレーやネイビーを選ぶといいです」

   ゲストの西田ひかる(タレント)「主人はネクタイをするかしないか悩むと言っていました。行ってみたら、意外とみなさん締めていたりとかありますよね」

   森本さん「フォーマル度が高いものは、絶対に失礼には当たらないので、ネクタイをして行った方がいいかしらと思ったら、していくといいと思います」

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