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「大塚家具」中国アリババに身売り!?3年連続赤字で巨額支援や業務提携

   大塚家具が中国企業との提携を発表した。去年(2018年)12月決算まで3期連続の赤字で、ヤマダ電機との提携などで立て直しを図っていたが、中国でネット通販を手がける「ハイラインズ」系ファンドから18億円、米国系ファンドから20億円の支援を受けることになった。これには新株予約権がついており、将来的には50%超の株式を握られる可能性がある。

司会の羽鳥慎一「それぐらいの条件をのんでも、資金調達しなければならない状況なのですね」

日本メーカーのブランドイメージ欲しい

   大塚家具は中国内に223店を持つ「イージーホーム」とも業務提携して、「海外に出ていくスタートにする」(大塚久美子社長)というが、どちらの中国企業にも中国の通販大手アリババの資本が入っている。

羽鳥「ハイラインズとかイージーホームとかいうと、何かわからないけど、アリババがきたということです。狙いは日本のブランドにあるといいます」

   法政大学大学院の真壁昭夫教授は「大塚というより、日本メーカーというブランドイメージが大きいんです。中国の経営者の力を借りて販路を広げられるかもしれないが、日本企業でなくなる可能性もあります」と解説する。

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「中国企業の後ろには巨大な人口がありますけどね。日本のビジネスが生き残ってほしいなあ」