2024年 4月 25日 (木)

<グッドワイフ>(TBS系)
どんどん輝いていく常盤貴子やっぱり素敵!母親モードの専業主婦がヤリ手弁護士に

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   映画監督リドリー・スコットが製作総指揮を務め、7シーズンも続いたアメリカの人気ドラマ「THE GOOD WIFE」のリメイク版である。常盤貴子が久々に主演ということで話題で、弁護士・蓮見杏子を演じている。

   杏子はかつて弁護士だったが、結婚後は専業主婦となっていた。ところが、東京地検特捜部長の夫が汚職の嫌疑で逮捕され、やむを得ず司法修習生時代の同期が共同代表となっている弁護士事務所で働きはじめる。

ワル役に見応え!春風亭昇太の車イスで同情かう小ずるい弁護士

   1話完結で、くせのある俳優たちがワル役で登場して見応えは十分。17日(2019年2月)の第6話では、車椅子の弁護士として春風亭昇太が登場し、健康被害で企業を集団提訴する案件を取り合い、杏子たちが破格の賠償金を勝ち得るのだけれど、最後にどんでん返しが待っていた。一筋縄ではいかない嫌な奴を春風亭昇太が好演した。

   このドラマには、杏子の夫の汚職疑惑を解明するもう一つのストーリーがあり、保釈された夫は元同僚たちと自分を陥れた内閣官房副長官を追いつめていく。弁護士チームとこの検事チームはさまざまな場面で遭遇し、見ている方は奥行きのあるドラマ構成にぐいぐい引き込まれてしまうのだ。

   さらに、夫の1度きりの訳ありげな不倫相手、杏子の恋愛模様も絡み、リアルな人間ドラマが展開される。

常盤のファッションにも注目

   最初はおどおどした自信なさげな母親モードだった杏子が、回を追うごとにどんどん弁護士らしくなっていき、女性としても輝いていくさまを常盤貴子は見事に演じている。ファッションも含め、変化していく杏子ウォッチングも見どころのひとつだ。

   スピーディで盛りだくさんのこのドラマもいよいよ終盤、夫の汚職疑惑の真実がどのように明かされるのか、杏子はどんな幸せにたどり着くのか、期待は高まる。(日曜よる9時)

かたくりこ

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