2019年 3月 26日 (火)

三匹のおっさんならぬ思索派の車椅子司法係係長・北大路欣也が抜群の記憶力で事件解決
<記憶捜査~新宿東署事件ファイル~第5回>(テレビ東京系)

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   『三匹のおっさん』以来、すっかりこの時間帯の顔になった北大路欣也が、車椅子姿だが頭脳は明晰で、膨大な過去の捜査体験からヒントを引っ張り出し、難事件を解決してゆく事件の物語である。鬼塚一路(北大路欣也)は新宿東署刑事課司法係の係長、かつて容疑者に襲われそうになった民間人を助けた時に両足の機能を失って車椅子生活だが、再任用された記憶捜査の達人である。

   対するキャリアの神啓太郎(風間俊介)は刑事官で、元捜査一課の管理官だった。若くて小生意気だが、鬼塚の記憶力に一目置いているのは彼の卓越した捜査能力を学ぶために捜査一課長の命令で配属されたからだ。他に鑑識課係長の木地本淳子(余貴美子)ら。

   寄席の角筈亭で銀行員の帝塚山の死体が発見される。高座に上がった橘亭昭平の札に帝塚山の血痕と指紋が残されていた。だが、母親の話では銀行員には落語鑑賞の趣味はなかった。さて・・・。

   まことにオーソドックスな警察もので、近頃、マネジャー業ばかりでなく、良質のドラマ作りにも熱心なホリプロの制作である。キャリアが再任用の鬼塚をバカにするでもなく、事件解決に一目散。安心してみていられる。北大路は剣道の達人だった『三匹のおっさん』とは様変わりの物静かな思索派。紅一点の遠山咲(上白石萌音)は司法係の刑事志望のキャピキャピ。名うての繁華街を抱える新宿東署ゆえの難事件を見てみたい。実際にこの前、発砲事件もあった。(放送2019年2月15日20時~)

(黄蘭)

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