J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「電話に出ない若者」急増中!掛けられない話せないですべてメールのやり取り

   電話に出ない若者が増えている。街で聞くと、「メールの方が楽じゃないですか」(10代男性)、「電話は詐欺や勧誘だと思いかち」(20代女性)などの声が多く、「恥ずかしい」「そんなに急がない」というのもあった。

   浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「出ないだけでなく、電話をかけられない若者もいます。電話で取材できず、店の予約も1回練習してからするんです」

SNSなら自分の時間取られないしい・・・

   不動産会社の男性社員(33)は「新卒社員に電話をかけても出ず、留守電にしているんです。数分後にLINEでなんですかと聞いてくる」と呆れている。30代の会社員も「後輩社員にはSNSで投げるしかない」とあきれ気味だ。

   「家に電話しても、中学生の娘が出ない」と話す母親もいる。なかには「私は電話に出ないけど、相手が出ないとむかつく」「自分の時間に入ってきてほしくない」という20代女性もいた。

   野上慎平アナ「家庭の固定電話もふくめて、電話すること自体が減っています」

   浜田「わかるなあ。メールだと自分の時間に返せるし、相手の時間を奪わない。企業の広報も、電話でなくメールで問い合わせてというケースが増えました」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「仕事以外ならいいよ。でも、LINEで聞き返していたら仕事にならない。メールより電話、電話より手紙に、どこまで思いを込めているかが伝わるんですよ」

   司会の羽鳥慎一「電話できない学生は就職したら困るだろうな」

   野上アナ「新元号のもとでは、『もしもし』が死語になるかもしれません」