2024年 4月 19日 (金)

「田原仁」施設長メッタ刺しの逆恨み・・・被害妄想?職員にストーカーされてる

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   東京・渋谷区の児童養護施設「若草寮」で、施設長の大森信也さん(46)を殺害した田原仁容疑者(22)は「できる限り他の職員も刺す予定だった」と供述しているという。よほど強い恨みを抱いていたようだが、高校を卒業して施設を出た後、事件を起こすまでの4年間にどのような暮らしをしていたのか。

   田原が去年(2018年)まで住んでいたアパートの近所の住民は、「室内で何かをぶつけているような、暴れているような音がしていました。たいてい夜の10時過ぎで、眠れないこともありましたね。音が続くときも、何日か間が空いてまた音がすることもありました」「自分の部屋のドアや、ごみ箱を蹴飛ばしていた。ドンドンとすごい音がしていた」と話す。

入居アパートで大暴れして職員が警察通報

   田原は2015年までの3年間、若草寮で過ごして高校に通っていた。同級生は「常にゲームをしていた。授業中も先生の目を盗んでゲームをしていた」と話した。高校卒業して施設を出た田原は、施設の紹介でアパートに住み、郵便関係の仕事に就いたが、約1か月半でやめてしまった。

   次の就職先を探すため、施設の職員と連絡を取っていたが、家賃の滞納もあり、職員が部屋を訪れた時には、ハンマーのようなもので開けた無数の穴が壁にあったという。田原は錯乱状態で、ポケットにナイフのようなものがあったため、職員が警察に通報し保護された。

   このトラブルを機にアパートを退去し、埼玉県・大宮駅付近のネットカフェを転々としていた。事件当日の所持金は数百円だった。田原は「職員にストーカーされた」と供述しており、警視庁は動機について調べている。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中