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議員辞職の田畑毅「準強制性交罪」取り調べいつ?愛知県警の捜査腰砕け情報
先週、週刊新潮が被害女性の告白を掲載し、準強姦罪で訴えられた田畑毅衆議院議員だが、何とか離党で済ませたいと本人も二階派も考えていたようだ。
だが、今週の週刊文春が、田畑が日銀を辞めて行政書士時代に、当時16歳の女子高生を事務所に連れ込み、貯めこんでいた大人のオモチャを見せ、力任せに覆いかぶさり、無理やり犯す姿を、ハンディカムで撮影していたというさらなる"悪事"を暴露した。8年前のことだが、さすがに進退窮まった田畑は、週刊文春が出る前日に議員辞職願を衆院に提出した。この男の趣味のセックス自撮りが、動かぬ証拠となったというのは、因果応報ということだろう。
週刊新潮は、田畑が二階派だから、この件を捜査中の愛知県警が二階幹事長に忖度して"腰砕け"になりそうだと報じているが、議員でなくなれば、会期中の不逮捕特権もなくなるから、遠慮会釈なくやるのではないか。
さて、このところ大病院の不祥事が多いが、今週の週刊ポストは、自治医大付属病院でも起きていると報じている。自治医大は5つの系列病院を持つそうである。そこのさいたま医療センターで、昨年7月(2018年)に起きた。
持病の胸部大動脈瘤の悪化が判明したAさんがここを受診した。医師は早期の手術を勧め、9月に受けることにしたが、その後、連絡が来ない。後でわかるその理由は、心臓血管外科手術が外部への告知もなく、手術が止められていたのだ。
週刊ポストは、一通の文書を入手する。自治医大さいたま医療センターの心臓血管外科のB医師が、あるクリニックのC医師に宛てたものだという。文書の日付は平成30年8月9日。
<「実を申し上げますと、当センター心臓血管外科手術において合併症が発生し、原因究明のためスタッフ一同全力を尽くしております。そのため開心術および重症患者様の手術は中止が妥当と判断しており、この状況が改善するまでに今しばらく時間がかかりそうな状況です」>
さらに取材を進めると、自治医大関係者がこういったというのである。<「昨年5月から8月にかけて、心臓血管外科で手術を受けた6人が術後に重大な合併症を発症しました。死亡した患者もいます。一連の事故を受けて、院内で調査が始まりました」>
予期せぬ死亡事故が起きた場合は、所在地の保健医療部もしくは保健所に報告するのだが、していなかったそうだ。
先のAさんは、他の病院で手術を受けたが、もう少し遅ければ命の危険があったという。病院側はいまだに何ら説明責任を果たさないままである。