2019年 11月 21日 (木)

「米朝首脳会談」3回目はあるか?カギはトランプVS金正恩どちらが折れるか

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    ハノイで行われた2度目の米朝首脳会談は物別れに終わった。会談後、トランプ大統領は「われわれの間には隔たりがあった」と言った。武田真一キャスターは「会談を前へ進めるためのカギは何でしょうか」と一橋大学の秋山信将・国際・公共政策大学院長に聞いた。「非核化の認識のずれをなくすこと」という。「非核化」の意味が米朝で違っている。アメリカは完全になくすことと考えているが、北朝鮮は核保有国同士の安全保障という枠組みと考えている。話が進むわけがない。

   NHK朝鮮半島担当の池畑修平デスクは、今後のカギは「過去との決別」という。金委員長がこれまでに作った核兵器を廃棄し、祖父(金日成)、父(金正日)の立てた戦略と決別できるかどうかだという。

   NHKアメリカ担当の高木優デスクは「トランプ氏の忍耐力だ」という。今回、北朝鮮に足元を見られ、結果ゼロに終わったが、ポンペオ国務長官ら側近のサポートで踏みとどまった。来年の大統領選挙に向けて、どこまで忍耐力が続くかだと。

双方とも読み違えて要求ハードル上げすぎ

   米朝の非核化交渉は、1994年の枠組み合意から6カ国協議まで10年以上にわたって続いたが、北朝鮮に時間稼ぎをされ、果ては核保有とミサイルである。トランプ大統領はシンガポールでの第1回会談の後、歴代の米大統領を揶揄するような発言をしていたが、今回初めて北のしたたかさを感じたことになる。

   秋山氏は「政治的にも技術的にもますます難しくなっている」という。すでにできている弾頭の検証や解体はIAEA(国際原子力機関)ではできない。過去に繰り返された査察拒否は今後も起こりうる。「信頼関係の構築には時間がかかりまう」と話す

   池畑デスク「北朝鮮が要求を下げるしかないでしょう」という。「アメリカも南北(朝鮮)経済協力などを受け入れる腹はありましたが、北朝鮮がいきなり経済制裁の完全解除を求めてきては・・・(難しい)」

   高木デスクも、「今回の結果を見る限り、今後は難しい」と見る。

   第3回会談はないかもしれない。

   *NHKクローズアップ現代+(2019年2月28日放送「徹底分析!米朝首脳会談~なぜ"合意"に至らなかったのか?~」)

文   ヤンヤン
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