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家計最大のピンチは40~50代にやって来る!人生3回の「タメ期」逃さず備えよ

   今月(2019年3月)から様々なものが値上がりしているが、自己破産者の半数近くが40~50代だという。収入が安定し比較的高いはずの世代なのに、なぜなのか。住宅ローン、子供の教育費、親の介護など、支出も多いのだ。

   遠藤亮アナ「でも大丈夫。家計の見直しポイントを探ると、具体的な改善点が見えてきました」

   ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんは、「長い人生で、まとまったお金を貯められる『タメ期』は、実は3回しかないんです」という。最初は結婚してから出産するまでの間。2回目は子供が小学生の間。3回目は子供が独立してから60歳までの間だ。

   「子供が保育園の時期はお金がかかって、中学生になるとまたかかります。60歳以降は多くの人が働きますが、再雇用だと収入が3分の1くらいになるので、貯めるまではできません。たくさん貯められる3回の『タメ期』をあらかじめ知っておいて、逃さないのが大事です」(深田さん)

医療保険、生命保険ってそんなにいるの?

   お金を貯めるために重要なのが、状況に応じて消費生活を見直す「家計シフト」だ。深田さんは毎月の支出の中で、とくに見直すべきは「保険」だという。

   「40~50代の人は毎月だいたい4万円くらいの生命保険料、医療保険料を払っているんですが、見直しをすれば、この支出を削減できます。
医療保険だと、入院と手術をした時しか給付金がもらえませんが、国の方針と医療技術の進歩によって。入院日数はすごく短くなっているんです。生命保険も子供の成長とともにだんだん必要な保障額が減ってきます」

   博多大吉キャスター「具体的にどういうところを改めればいいですか」

   深田さん「医療保険に2つも3つも入るのではなくて、1つだけにするとか、がん保険に集中するとか、死亡保障なら子供もあと2~3年で社会人だから少し小さくするとか、少しずつ見直すことができます」

ピコ花子