2019年 8月 21日 (水)

元刑事たちは面白いが、肝心のひより(高畑充希)が媚び媚びで魅力に欠ける。こんな甘ったれ刑事がいるか?
<メゾン・ド・ポリス 第1話~第9話>(TBS)

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   元警視庁の副総監だったキャリアの伊達有嗣(近藤正臣)、元所轄の刑事・迫田(角野卓造)、科学捜査のプロだったドキザな藤堂(野口五郎)、元捜査1課刑事だった夏目(西島秀俊)、元警務課の管理人・高平(小日向文世)らがシェアするハウスに、なぜか知らんが頻繁に出入りする柳町北署の刑事・牧野ひより(高畑充希)。

   老眼、腰痛、高血圧の持病だらけの元刑事たちが、肉体は衰えてもまだまだ頭は鋭くて、独特の人脈も持ち、新米刑事のひよりを助ける。アイデアは面白いし、演じるベテラン俳優たちの滑稽なやり取りもなかなかのものだが、高畑充希に魅力が欠けたので今一つ盛り上がらなかった。こんなに甘ったれ舌っ足らずの刑事がいるか?

   第9回は裏がありそうな高遠建設の捜査を始める話だが、見ていてわくわくもハラハラもしない。小説で読むと想像力をかきたてられるかもしれないが、高畑充希の「おじさま」たちへの目つきが、刑事どころか年上男性に媚びる頭の弱い女にしか見えない。視聴者の酔眼朦朧男性たちが、「おっ、刑事にしては可愛いな」と見てくれるとでも思っているのか、演出の責任でもある。

   個性的なシルバーたちの中では、まだ色気、食い気(?)たっぷりな藤堂を演じる野口五郎の役がまあまあよかった。現役でもないのにスタイリッシュなシルエットにこだわり、目つきがどことなく嫌らしい。歌手・野口は未だに上手いし、役者としても将来楽しみ。(放送2019年3月8日22時~)

                

(黄蘭)

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