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ラグビーW杯日本大会で絶対欠かせない「おもてなし」が大量のビールの理由は、紳士のスポーツだから

   今年(2019年)9月に開催されるラグビーワールドカップ日本大会まで、あと半年。競技会場のひとつである大分県で組織委員会が海外ファンへのおもてなしについての説明会を開いたが、約2時間のうち80分間を「あること」の説明に費やした。

ラグビーファンはサッカーファンの6倍も飲む

   キャスター水卜麻美アナ「とにかく、ビールをたくさん用意してくださいという説明だったそうです。ラグビーファンは本当にビールをたくさん飲まれるんですって」

   説明会によれば、海外の1人あたりのラグビーファンがビールを飲む量は、日本のファンの4.4倍、サッカーファンの6倍というデータがある。前回大会では1人あたり1.7リットルものビールが消費され、過去の大会中には地元の飲食店からビールが消えることもあったという。

   スッキリコメンテーターでラグビー元日本代表の大畑大介さんはこう説明した。

   「酒を飲んで酔っ払って、ケンカなどを心配されるかもしれないが、ラグビーのワールドカップでは聞いたことがありません。ラグビーは富裕層の人が来るとよく言われていますから」

   そして、こう強調した。

   「ラグビーとビールは、切っても切れない関係にあります。試合が終わった後の選手同士のノーサイドの精神もそうですが、アフター・マッチ・ファンクションというのがあるのです。試合了後に両チームの選手、スタッフ、レフリー、協会関係者が一同に集い、ビールを飲みながら試合を反省したり、交流を深めたりするイベントです」

   だからこそ、ビールが欠かせないのだ。