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学校給食に「ゾンビ肉」を出し子どもが鼻血、嘔吐、血便。抗議の保護者が警官隊と衝突する騒ぎが中国らしいが...

   中国四川省の成都市で13日(2019年3月)、私立学校の給食にカビだらけの肉や消費期限切れの食材が使われていたことから、抗議する保護者が警官隊と衝突する騒動に発展した。

   「激怒した保護者たちが学校に押し掛けて警官隊ともみあいました」と司会の羽鳥慎一が伝える映像は、間にあるフェンスが蛇のように曲がりくねって揺れていた。

「刑務所に入ってもいい。母親の一番の願いは子どもの健康だ」

   子供たちの間では「ゾンビ肉」といわれていたそうで、保護者たちは「子供が鼻血、嘔吐、血便を出す。朝に吐くのは給食のせいだ」「刑務所に入ってもいい。母親として一番の願いは子どもの健康だ」と主張する。警官隊は催涙ガスを発射し、12人を一時連行した。抗議映像がネットに投稿されると、たちまち拡散し、当局は動画をつぎつぎに削除した。

   羽鳥「委託業者が利益を出そうとしたらしいです。しかし、これは相当ひどいですよ」

   TBSの千々岩森生・中国総局長は「身の回りの安全意識が強まっていて、とくに子供のことには関心が高い」と解説する。

   吉永みち子(エッセイスト)「当局が削除してもすぐに広まる。波紋の大きさがわかります」

   長嶋一茂(タレント)「(保護者が当局や学校と)ぶつかるのはいいことだ。ちゃんと言うことは言う、主張する。僕は毒入り餃子問題から中国のものは食べない。何をやっているかわからないから」

   吉永「自分の子がという個人的な怒りが食品全体にいくといい。中国の中でこうした動きが広がってくれないと」