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日本卓球界エース、水谷隼選手が目の異常を告白 ほとんど見えない状態で優勝したとはスゴイ

   日本卓球界のエース、水谷隼選手がきのう25日(2019年3月)、「1年前から目に異常があった」とツイッターで告白した。先月(2019年2月)のTリーグの試合でもサングラスをかけてのぞみ、「LED広告の白い文字とボールが重なって見えづらくなっていた」と話していたが、目の異常を抱えていたわけだ。それでも、見事な活躍で初代MVPに輝いた。

負けた後は真実を語っても言い訳と捉えられるので...

   実は、目の角膜を手術し視力の矯正をするレーシックを受けていた。先月にも、「1年前からボールがほとんど見えない状態が続いていた」と訴えていた。きのう25日のツイッターでは「アスリートの何が一番辛いかって、負けた後は真実を語っても言い訳と捉えられてしまうこと。結局、それが嫌で事実とは違う文章になる」といい、最近は「花粉症予防のただのメガネとネタにしていた」と綴っていた。

   水谷は2016年リオ五輪のシングルスで銅メダルを獲得、今年1月(2019年)の全日本選手権では10度目の優勝。東京五輪には3枠ある代表入りが期待されており、来月(2019年4月)には世界選手権が控えている。

   司会の加藤浩次「ほぼ見えない状況で、勘でこれまでの経験則から打っていたというんだよね。それで勝っていたとはすごい」

   高橋真麻(フリーアナウンサー)「これだけ結果を出していたとは。信じられない。ただただ、驚きました」

   加藤「こうやって公表することによって、克服した人の声や眼科医による治療法など情報が集まってきて、いい方向に進むといいですね」