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アポ電強盗犯は別の詐欺グループに追われていた! 犯罪グループを渡り歩く実態が判明

   「アポ電強盗犯の1人が特殊詐欺グループから追われていることがわかりました」と司会の羽鳥慎一が、犯罪集団の実態に触れる情報を伝えた。東京都江東区で13日(2019年3月)に起きた強盗殺人事件で逮捕された3人のうちの須江拓貴容疑者(22)に対して、詐欺グループが1月にツイッターに須江の写真入りで「受け子、ドライバーを探して」と投稿していた。

運転免許証を取り上げ、犯行を繰り返させる

   犯罪ジャーナリストの多田文明さんによると、犯罪グループは仲間に入れる際に運転免許証や身分証を要求し、「心理的に逃げられなくし、犯罪を繰り返しやらせる」という。

   青木理(ジャーナリスト)「いま受け子になる人が少なくなったから、逃げると顔をさらすぞと脅して何度も使うのだろう」

   現金の持ち逃げを防ぐためもあり、多田さんは「須江がもっと稼げるグループに移って強盗をやった可能性もある」と推測する。

   羽鳥「いろんなグループがあり、人のやりとりが行われています」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「仲間というが、末端の末端だ。犯罪グループは組織的になっていて、追及が受け子やドライバーでとまり、上にどんなのがいるかわからない状態です」

   悪質犯罪集団の内情が少しだけだが、わかってきた。