J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

許せん!「住友商事社員」就活女子大生に酒飲ませ性的暴行―OB訪問を悪用

   就職活動のOB訪問で知り合った女子大学生に性的暴行を加えたとして、警視庁はきのう26日(2019年3月)、住友商事の社員(事件当時)の三好琢也容疑者(24)を準強制性行などの疑いで逮捕した。取り調べに対しても容疑を認めている。

   入社1年目の社員だった三好は今月2日(2019年3月)、OB訪問で知り合った20代の女子大学生に対し、東京・中央区の飲食店やカラオケ店で一気飲みを強要して酔わせたうえ、ホテルで性的暴行をしていた。ホテルの部屋まで女子大学生を送った際にルームキーを盗み、あとから部屋に侵入したという。

犯行は計画的で重罪

   菊間千乃(弁護士)「卑劣な犯行。住友商事という一流企業で、いろんな大学生がOB訪問で来るなかで、自分の立場を利用したのでしょうが、飲酒の時から計画的な犯行のように見えます。非常に罪が重いと思います」

   原晋(青山学院大陸上部監督)「学生は就職シーズンは心が大変不安定な状態です。一生をかけて取り組んでいるのに、こういう形で一生を台無しにされて、許せません」

   住友商事は「被害に遭われた方には心からおわび申し上げます」とコメントしているが、堀尾正明キャスターは会社の責任もあると批判する。「三好容疑者は入社1年目の新入社員だったわけですよね。新入社員がOB訪問を受けるというシステムの管理という点で、住友商事の人事担当者の責任も重いですね」