2019年 5月 22日 (水)

8代将軍・吉宗とその側室・お久免の方の愛と、大奥のドロドロ愛憎劇の絢爛。予想外に面白かった
<フジテレビ開局60周年特別企画 大奥最終章>(フジテレビ系)

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   絢爛豪華なコスチュームプレイだろうとあまり期待しないで見たら、これが案外面白かったのだ。さすがは東映の底力。時は8代将軍・徳川吉宗の時代、その前の7代将軍・家継がわずか8歳で夭折して跡目争いが勃発。尾張、紀州、水戸と3つの家での次期将軍争いが起きる。6代将軍・家宣の正室、天英院(鈴木保奈美)と側室で家継生母の月光院(小池栄子)はことあるごとに対立反目している。
   そこに紀州家から江戸城に入った8代将軍吉宗(大沢たかお)の側室、お久免の方(木村文乃)は3人の息子の母であるが、すべてが亡くなった吉宗の側室たちの遺児で、1人も久免の子はいない。天英院は尾張を推していて、他家の目障りな人間を暗殺しようと指令を出す恐ろしい女である。鈴木保奈美がこの頃やたらドラマに出まくっているのは、ひょっとして家庭の危機か?と勘繰りたくなる。
   いろいろあって無事吉宗の治世は回転し始める。大沢たかおは女護が島で気持ちよさそうに演じ、初主演の木村文乃は余りにもいい人すぎるが、人畜無害の美人顔のお陰で反感は持たれまい。それより、離れにひっそり暮らす竹姫になる浜辺美波が、許嫁に死なれた蔭のある竹姫を実に美しく演じて素晴らしかった。脚本・浅野妙子。
   最後に近いお城炎上場面はド迫力で、ああ、予算が潤沢なのだなあと余計なことを連想させる。お久免の歓迎の宴で、背後の江戸城の風景が、下手くそなCGのお陰で興ざめだったのはご愛敬。(放送2019年3月25日20時~)

(黄蘭)

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