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白虎隊の聖地で参詣者に渡す御朱印のトラブル 「書くのが遅い」というクレームに墓守がブチ切れ

   寺社参詣に人気の御朱印をめぐり、福島県会津若松市の飯盛山で「もう直接書くのをやめます」という張り紙が出た。待ち時間が長すぎるとのクレームがきっかけらしい。

   飯盛山は戊辰戦争で白虎隊が自刃した地としても知られる。参詣して御朱印を求める人は多いが、「段取りが悪い」「一人に何十分もかけて遅い」などといわれていたらしい。張り紙には「そこまで言われてまで書く義理はない」とある。

丁寧に心を込めて書くことがアダに

   第五代墓守の飯盛尚子さんは「お話ししながら書いていたら、一部の人がイライラしてしまった」という。1枚5分は確実にかかり、丁寧に対応しようとするあまり2時間かけたこともあったそうで、「申し訳ないと思うので」というのが理由だ。以前は書き置いたものを配布したが、ネットで転売されたために中止した経緯がある。

   仏教大学の八木透教授は「直筆だから価値がある」と、書き置きやゴム印には疑問を呈する。

   山崎夕貴アナ「全国でも御朱印をめぐるトラブルが起きています」

   ネットサイトでの高値転売の問題や、宮司が留守の時に書き置きを渡すと「心がこもっていない」と怒り出す人もいるという。

   キャスターの伊藤利尋アナ「1枚500円ぐらいが多そうですが、買っているという感覚なんですね」

   司会の小倉智昭「1枚5000円にしたらいいですよ」

   古市憲寿(社会学者)「直筆と書き置きで値段を分けたらどうですか」