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花冷えどころじゃない「冬将軍」南下!暖かさ戻るのはあした昼過ぎ

 

   けさ3日(2019年4月)の群馬県草津温泉からの中継映像は雪景色だった。岸本哲也リポーターはダウンジャケットを着込んでいるが、「もう、手がかじかむぐらい寒いです。「湿った雪が6、7センチは積もっています」と震えている。

    キャスターの伊藤利尋アナ「きのうも全国各地は寒さに包まれました」

    全国12地点で4月の最低気温の記録を更新した。仙台では午後4時からのプロ野球「楽天・日本ハム戦」は降雪で一時中断した。東京都心は最低気温2・3度と2月中旬並みで、上野公園ではダンボール箱と湯たんぽで即席のこたつを作る花見客や、「5枚着てきました」「カイロを体中にはっています」という女性客もいた。

シベリヤ寒気団が日本すっぽり

 

   司会の小倉智昭「珍しいよ。桜が咲いているのに、何でこんなに寒いのかね」

    北極周辺の寒気が南下したためらしく、気象予報士の天達武史は「冬将軍が出荷忘れの寒気をあわてて出し、シベリア付近の寒気と合体して列島をすっぽり覆いました」と解説した。

   この寒さはあす5日朝までつづき、温かくなるのはあすの日中以降という。「冬物のコートを一気にしまわない方がいいです。完全にしまっていいのは4月半ばごろです」(天達)