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平成最後の中高生トレンドは韓国!チーズドッグ、化粧品、K-POP、ハングル文字・・・すべてがカワイイ

   舞台出演のため、福岡・博多座にいる博多華丸キャスターのピンチヒッターとして、今週はケンドーコバヤシがキャスターを務める。

   平成に中高生の間で流行ったものを振り返るという企画で、ポケベル、たまごっち、ガングロなどいろいろあったが、いま流行っているのが「韓国」だという。K-POPをはじめ、化粧品、食べ物など、とにかく韓国ものがブームらしい。

   韓国料理店などが並ぶ東京・新大久保には、中高生がぞろぞろいる。伸びるチーズが「インスタ映え」と韓国発祥グルメ「チーズドッグ」、パッケージがカワイイと韓国メーカーの化粧品などを買い求めに来るそうだ。

   韓国旅行に行く若者も増えている。2018年に韓国を訪れた日本人は、2015年と比べて0~20歳は約2.5倍、20代は約2倍だった。

何がきっかけでブームに?

   ケンドーコバヤシ「何がきっかけなんですか」

   ティーン誌編集長の小島知夏さんは「理屈抜きで、韓国=すべてカワイイということになっています。ハングルの文字すらもカワイイと言われています。ハングルが読める、書けるという子もすごく増えています」

   博多大吉キャスター「一部の子たち、というわけでもないんですかあ」

   小島さん「全国的にすごく人気です。うちの雑誌は年に1回、モデルのオーディションをやっているんですが、北は北海道から南は沖縄まで、集まった70人くらいの子になにが流行っているか聞くと、ほぼ9割以上がK-POPと答えていました」

   遠藤亮アナ「今年、高校に上がる16歳の子たちがどんな環境で育ってきたのか見ると、生まれた頃にヨン様ブーム、小学校に上がる頃に少女時代やKARAなどの爆発的なK-POPブームがありました。中学に入る頃には食べ物やコスメなどのブームがあった。生まれた時から、韓国は身近なものという環境なのかなと思いました」

反日のニュースにも「日韓はホントはそんなに関係悪くない」

   ニュースでは日韓の外交関係の悪化が伝えられているが、中高生はどう思っているのか。アイドルグループ「TWICE」のファンで、韓国旅行を計画しているという男子高生は、「韓国の人たちからの対応が心配になったりもするんですけど、グループの中にも日本人メンバーがいるので、そういう意味では日本と韓国の関係はそこまで心配していないです」と語る。

   番組あてには、韓国アイドルが好きだという女子高生から、「韓国文化と日韓の政治は分けて考えています。政治では上手くいっていなくても、アイドルたちは頑張って日本語を勉強して、踊ったり、歌ったりしてくれます」とのメールが寄せられた。

   大吉「ネットでニュースを見ていたら、『今は韓国に行かない方がいい』なんていう記事もよく目にするじゃないですか。若者には関係ないんですね」