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忖度失言の塚田副大臣ついに辞任!かばい続けた安倍首相の見識問われそう

   本州と九州を新たに結ぶ道路事業をめぐり、安倍晋三首相と麻生太郎副総理の意向を「忖度(そんたく)した」と演説した塚田一郎国土交通副大臣は5日、石井啓一国交相に辞意を伝えた。「ビビット」もエンディングで「辞任の意向」と速報していた。

   安倍首相は「本人も事実と異なる発言と認めております」として、野党の辞任要求を突っぱねていたが、さすがに与党内からも「バカなことをやった。弁解できることじゃない」という声が強まった。今後は、かばった安倍首相の見識が問われることになりそうだ。

これまでも「責任取らない閣僚たち」長期政権の奢りと無責任

   安倍内閣では、公文書改ざんなど一連の財務省の不祥事にも責任を取らなかった麻生財務相をはじめ、「閣僚が責任を取らないのが常態化しています」(毎日新聞・与良正男専門編集委員)

   司会の国分太一「野党さん、しっかりしてと言いたいが、私たちメディアも国民も、慣れてしまっているのでしょうか」

   「ニュース雑学おじさん」担当の堀尾正明キャスターは「7年目に入ったおごりですかね。(口利き疑惑の片山さつき地方創生相、統計不正の根本匠厚労相も)やめないでやり過ごしてきています。メディアもSNS時代で、関心と矛先が変わってしまう。それを利用されている感じがします」

   国分「実際は国民も被害を受けているのに、実感がないですよね。しっかりみていかないといけないですね」

   堀尾「こういう古い自民党型の利益誘導政治を許していいのか。今度の選挙に反映させないといけない」

   塚田氏は7月の参院選で改選だが、選挙区の新潟の有権者は忘れないでいてもらいたい