2024年 4月 20日 (土)

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やることはみんな同じなのに・・・気合が入っている今週のポスト・現代「セックス特集」

   西河や寺沢のような人間の増加に寄与しているのが、週刊ポストや週刊現代が毎号のようにやっている「死ぬまでSEX」特集であろう。今週の週刊ポストは、女性産婦人科医たちが教える性の奥義。これまでもやってきているが、今回はなかなか気合が入っている。

   たとえば、産婦人科医・高橋怜奈先生が教える「"中イキ"は早く動かしちゃダメですよ」。産婦人科医・丹羽咲江先生のアドバイス「吹きやすい体位があるんです」。膣トレーナー・西村理沙先生は知っています「"締まり"は体位でこんなに変わるのよ」などなど。

   やることはみなほとんど同じなのに、こうして見ていると、なにやらムズムズしてくるというのは、人間っておかしなものですね。

   週刊現代の方は、老人ホームの倒産が増えていると報じている。昨年12月に大磯・二宮で特養老人ホームを運営していた社福法人が倒産した。3年連続で100件を超えているそうだ。老人ホームでは入居率8割、特養老人ホームでは9割を超えないと赤字といわれるそうである。

   なけなしのカネを払ってやっと「終の棲家」を手に入れたと思ったら倒産では、泣くに泣けまい。では、安全な老人ホームを見分けるにはどうしたらいいのか。介護・暮らしジャーナリストの太田差恵子は、入居者が8割以上、勤務歴が長い職員が多いこと、それに新規オープンしたところは内容が不明なので慎重にという。

   こうして見てくると、美しく年を取るというのはなかなか大変ですな、ご同輩。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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