2019年 12月 8日 (日)

<渡辺直美のナオミーツ>(NHK BSプレミアム)
「ナタリー・オスマン」手つなぎ後ろ姿で大旋風!インスタセレブにもつらい過去あった・・・骨折でダンス、学習困難で記者を断念

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   インスタグラムに868万人のフォロワー(2019年3月現在)を持つ渡辺直美のナビゲートで、気になる世界のファッショニスタを追いかけるドキュメンタリー番組である。何度か特番で放送されてきたが、この春からレギュラー化した。

   今回注目したのは、ロシアのインフルエンサー、ナタリー・オスマン。パートナーと手をつないで後姿を撮影する「Follow Me To(フォロー・ミー・トゥー)」でブレイクし、世界中のカップルがこれをまねて投稿し、インスタグラムに一大旋風を巻き起こしている。

世界各地を旅しているときに生まれた「フォロー・ミー・トゥー」

   投稿写真を見ると、世界の名所で、ぴったりの衣装でポーズを決め、もはや映画やCMレベルのクオリティである。聞けば、手を繋ぎながら彼女を撮影している夫のムラド・オスマンは、プロカメラマンだという。なるほどね、この完璧さはやはりプロの仕業ですよね。

   世界のハイブランドから引っ張りだこで、この日はミラノのファッションショーに招待され、最前列から逐一世界に向けてポストする。ナタリーは後ろ姿のみならず、正面のお顔も大変お美しく、スタイルも抜群。どこを切り取ってもまばゆい。ひねくれ者の私などは、「どうせ、よくある成り上がりセレブの幸せ自慢でしょ」と思いながら見ていました、この時点までは――。

   しかし、ナタリーの人生にはつらい過去があった。8歳でダンスに出会い夢中になって打ち込んだが、11歳のときに背骨を折って続けられなくなってしまう。そのとき、ナタリーを支えてくれた祖父の戦争体験を知り、今度はそのことを後世に伝えていくためにジャーナリストを目指すが、文字の読み書きに困難を抱えるディスレクシアという学習困難であることが判明する。

   それでも夢を諦めず、24歳でテレビ局でアルバイトを始め、出会ったのが駆け出しカメラマンのムラドだった。二人はまとまった休みが取れると、世界各地を旅行した。そんな時にたまたま生まれたショットが「フォロー・ミー・トゥー」だった。

渡辺直美の案内でどんな素敵なインスタグラマーが登場するのか楽しみ

   彼らは大企業から資金提供の申し出があっても断り、「国、愛、人々、私たち」をテーマに「フォロー・ミー・トゥー」を続けているという。世界食糧デーでは、チャリティープロジェクトに参加して寄付を集め、さらに寄付の届け先の国を取材する。写真1枚で世界の現状を100万人以上に発信しているナタリーのことを、メディアはジャーナリストと呼ぶようになった。

   ナタリーは障害についてこう語る。「障害を抱えていても、誰かにそのことを指摘されても、忘れてしまうべきよ。『できるはずがない』『うまくいかないよ』という言葉をもし受け入れていたら、今の私はここにはいないから」

   いやあ、レギュラー化初回から深すぎる。世界のトレンドを広く浅く知れるだけの番組かと思っていたら、想像をはるかに超える内容、おみそれいたしました。ナタリーのような生き方までカッコいいインスタグラマーを見つけて取材するのは大変そうだけど、次回も楽しみに待ってます。(4月4日深夜11時~)

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