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<なつぞら>(第13話・4月15日放送)
広瀬すずのなつ18歳―柴田牧場は大きくなり、農業高校3年生の青春真っ盛り!

   敗戦後の東京で孤児となった奥原なつが北海道・十勝の柴田牧場に引き取られてからに9年、いまは昭和30年だ。今週から青春編で、広瀬すずの奥原なつは18歳、十勝農業高校3年生になっていた。姓は「奥原」のままだけれど、柴田家の大切な一人だ。柴田牧場には新しい牛舎も建ったが、なつはいまでも暗いうちに起き、牛の乳を搾ってから学校へ向かう。

   そんなある朝、1頭の牛が産気づく。じいちゃん(草刈正雄)も準備に大わらわだが、大変な難産となった。苦しむ母牛から見えてきたのは仔牛の足だった。逆子だ! 足をもって必死に引っ張るじいちゃんや富士子(松島菜々子)たち。しかし、やっと生まれてきた仔牛は息をしていない。ダメだった・・・。

   落胆するみんなを尻目に、なつは驚くべき行動に出た。仔牛の鼻に口をつけると、詰まった羊水を吸い出したのだ。仔牛は息を吹き返す。びっくりし、感心するするじいちゃんたちに、なつは学校で習ったことをやっただけとちょっと自慢げである。

   おかげで学校には遅刻したが、家での出産のことをクラスメートの話すと拍手喝采。なつは、十勝で育ち、この学校に通えてよかったと感じた瞬間だった。

   あの広瀬すずが牛の鼻に口をブチュなんて、見逃せないシーンとなりそう。(NHK総合あさ8時)