2019年 9月 16日 (月)

道具立ては派手でSNS上の話題をいろいろ取り込んでいるが、終始一貫した人間物語としては出来損ないの第2弾
<特捜9 第1回>(テレビ朝日系)

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   先日、前シリーズのSPが放送されたくらいだから、人気があって第2弾が出来たのだろうが、今回に関しては派手な割に脚本が杜撰で頂けなかった。浅輪直樹(井ノ原快彦)が新米の新藤(山田裕貴)とお菓子のイベント会場にいた時、突然、高層ビルの最上階が爆発した。駆けつけると怪我人多数、死人もいる。ライターを発見。

   捜査を開始すると、SNSで自殺者を募って、最後に贅沢をさせてやると金を渡した人物がいることがわかる。特捜班はそれぞれ怪しい人物を追跡する。新藤は浅輪のやり方が行き当たりばったりだと批判し、別行動をとったところが、浅輪は警察手帳だけ落として何者かに誘拐監禁されてしまう。自殺志願者を問い詰めて、集まる場所が埼玉県の県境だとわかり、特捜メンバーが山の上を追う。

   何が杜撰といって、事件のパーツの使い方が終始一貫していないこと。最初は思わせぶりにSNS上の自殺志願者の集まりに加わった人物が取り調べられたりしているが、浅輪が誘拐監禁されてからは、彼が縛られた手で、スマホ画面で実況中継するとか、冤罪で10年くらっていた男(石倉三郎)が恨みつらみを述べるとか、やたらに流行の小道具(?)を繋ぐだけ。最後の方は浅輪の危機一髪を派手に描いて、肝心の自殺志願者の話は吹っ飛んで終り。世間で話題になるエキセントリックな話題や発想を取り込んで、つなぎ合わせ、肝心の筋が通った人間の物語にする努力はねぐったままの出来損ない。(放送2019年4月10日21時~)

   (黄蘭)

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