J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

線路に落ちた人を助けにいくべきか? 「線路に降りないで!」JRアナウンスに賛否激論

   「まずこれを見てください」と司会の小倉智昭が切り出したのは、11日(2019年4月)、京都府のJR山科駅で撮られた映像だ。非常サイレンが鳴るなか、線路に落ちた人をホームにいた男性客3人が飛び降りて救助した。

   手前には停車中の電車も見え、「係員がまいりますので線路に降りないでください」の駅アナウンスが響く。このシーンがSNSに投稿されると、賛否両論が巻き起こった。

「正義感よりも命が大事」「人を助けて何が悪い」

   「ひとつ間違ったら大事故」「正義感よりも命が大事」という非難の声がある一方で、「人を助けて何が悪い」「人としてすばらしい行動だ」との称賛も多数よせられた。

   小倉は「私なら、やっぱり助けに行くだろうなと思うなあ」とつぶやき、山崎夕貴アナは「危険は危険ですけどねえ」と思案顔をした。

   JR西日本は「基本的には線路に立ち入らないでほしい。人道的にはやむを得ない部分もあります」としている。

   キャスターの伊藤利尋アナ「このJR見解にも微妙さが表れています」

   小倉「助けに行く人の気持ちはわかる。ルールというものもある。いやあ、むずかしいなあ」