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<なつぞら>(第16話・4月18日放送)
じいちゃんとおとうさんとの板挟みで悩むなつが倉田先生に相談すると・・・自分で考えろって、どういうこと?

   農協で一括して牛乳を売った方が酪農家にとって有利だという剛男(藤木直人)と、「自分の牛乳は自分で売るべきだ」と言うじいちゃん・泰樹(草刈正雄)との板ばさみに悩むなつは、十勝農業高校の同級生の小畑雪次郎(山田裕貴)に愚痴をこぼす。雪次郎は柴田牧場のみんなが親しくしている帯広の菓子店「雪月」の跡取り息子だった。

   なつの話を聞いた雪次郎は、「だったら、倉田先生に相談してみるといいよ」と言い、国語の教師で自分が所属する演劇部顧問の倉田隆一先生(柄本佑)のところに連れて行った。しかし、倉田先生は剛男とじいちゃんのどちらが正しいのかはっきりとは教えてくれず、自分の問題として考えれば答えは見つかるという。

幼なじみの天優との微妙な関係

   ますます混乱するなつだが、その週末、雪次郎に誘われて「雪月」に行くと、倉田先生があらわれた。そして、「奥原なつ、おまえ、演劇をやれ」と突然言い出した。泰樹と農協の対立をテーマにして芝居にしようというのだ。それが泰樹のためになると話す。どういうことなのか。

   いよいよ混乱して、なつは近くで農業を営む子どものときからの友達・山田天優(吉沢亮)と話すが、「もし、なつだったらどうしたいかっていうことじゃないか」と他人事のようにさらりと言う。私がこんなに悩んでいるのに・・・。なつはちょっとすねる。やはり、恋をし始めているのだ。

   天陽の家の牛が発情してその様子を見ていて帰宅が遅くなったなつを、じいちゃんは「世間の目も気にせんか。お前らはもう子供じゃねえんだ」と叱る。なつは言われている意味がわからない。(NHK総合あさ8時)