2019年 4月 21日 (日)

事実婚7年!バツイチ同士、子ども4歳の中年夫婦の「うまくやるコツ」お互いに縛らない、耐えたりしない・・・

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   新しい「夫婦のカタチ」特集ということで、田村直之アナが「平成から令和へと時代が変わろうとしているいま、従来の形にとらわれない夫婦がさまざま登場しています」と取り上げた。

   野田真外(まこと)さん(51)と水谷信子さん(43)は、婚姻届を提出しない「事実婚」7年になる。水谷さんは自宅で漫画家・イラストレーターとして、野田さんはフリーの映像ディレクターとして働いている。

   事実婚を望んだのは、バツイチの水谷さんだった。「親の世代は妻が家事をするのが当たり前で、『やってあげなきゃかわいそうよ』みたいな感じ」という周囲の圧力もあり、最初の結婚では家事をすべて引き受けると約束した。しかし、仕事が忙しい時も、夫は家事のノウハウがないために何もしない。家事がどんどん負担になってしまい、3年で離婚した。

   それから3年で野田さんと暮らすようになったが、入籍はしなかった。「自分に一番ストレスがなく、耐えたり抑圧したり苦しかったりしない状況を作ろうと思ったら、事実婚が一番ピッタリだった」(水谷さん)

   野田さんもバツイチで、夫婦対等の関係を望んでいたため、事実婚の希望を快く受け入れたという。

家事の担当別に家具や家電もそれぞれが購入

   2人はフェアな関係を築くため、夫婦生活にさまざまなルールを決めている。家事と4歳になる一人息子の育児は、細かく分担している。料理や洗い物担当の夫が冷蔵庫や食器洗浄機、洗濯・掃除担当の妻が洗濯機や掃除機を購入した。所有する人を明確にして、共有財産は持たないようにするためだ。

   野田さん「前に離婚した時、荷物を分けるのに『どっちのものだ』となって、面倒くさかったんです。揉めないように所有権を明確にしました」

   意見が衝突した時も、「ダメ出し禁止、正しさの主張禁止。互いが互いの正しさを主張し合ってケンカになって平行線になるので、うちでは禁止です」(水谷さん)

戸籍・親権は原則的に母親

   ゲストの鈴木おさむ(作家)「周りにも事実婚の夫婦がいるけど、正直、ちょっと引っかかります。なんで婚姻届に判を押さないんだろうとか、いろいろ思ってしまうんです」

   でも、野田さんと水谷さん夫婦を見て、「なぜ事実婚なのかすごく納得しました。事実婚は子どもがかわいそうという意見もあると思うんですけど、結婚していても、仲が悪い夫婦っていっぱいいるじゃないですか。事実婚で自分たちが幸せで、子供にもストレスを与えないならそれでいいと思いました」(鈴木)

   しかし、「法律で結ばれてるからがまんできてることもあるんじゃないかと思います。たとえば、将来、自分に介護が必要になった時に、法律があるから僕の面倒を見てくれるかもしれないけど、(事実婚だと)逃げられちゃうんじゃないかって」とも心配する。

   専門家ゲストの亀山早苗さん(ノンフィクションライター)「逃げられないように信頼関係を積み重ねていこうとやっています。むしろ、事実婚の方がそういう気持ちは強いかもしれないですね」

   事実婚のデメリットもある。生まれた子どもの戸籍・親権は、家庭裁判所で申し立てが認められない限り母親が持つことになる。「子どもが大けがをして病院に運ばれて、お父さんが駆け付けて手術が必要となった時に、何もないと同意書が書けないんです。事実婚を明記した住民票や、『うちは事実婚です』という公正証書を作って、いつも持ち歩いているというお父さんもいます」(亀山)

文   ピコ花子
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