2019年 5月 23日 (木)

取調官の天海祐希も、調べられる参事官・浅野温子も共にカッコよかったキントリ。次回にも大いに期待
<緊急取調室 第1回>(テレビ朝日系)

印刷
スマモニの覆面調査のお仕事で高額謝礼を獲得!

   相変わらず天海祐希がカッコイイ。井上由美子の脚本も苦味があって面白い。護送中の犯人が逃走し、人質を取って立てこもり、刑事部参事官の菊池玲子(浅野温子)に交渉に来いと命じてくる。強面の菊池は犯人に面会に行くや否や拳銃を発砲して死なせてしまうが、彼女の言い分と検証結果とに矛盾はない。しかし、緊急取調室(通称キントリ)の刑事・真壁有希子(天海祐希)は疑念を抱く。
   最終的に玲子と犯人の間に過去の確執があって、キントリで再度の取り調べで追い詰められた菊池は、有希子の追及に自らが「殺人です」と告白する。参事官というと警察機構の中の幹部であり、その不祥事は警察全体を揺るがす大スキャンダルとなるので、隠蔽派と事実を暴きたいキントリの間で綱引きが激しく動く。
   このドラマの面白さの1つは、単に女性取調官が男社会の中で孤軍奮闘する姿を見せる所だけではない。可視化で軟弱になりそうな刑事の取り調べでも、真壁有希子は柳眉を逆立てて犯人に迫るド迫力が痛快で、天海の男役だったキャリアの面目躍如である。話の筋は書かないが、発砲して逮捕される参事官の浅野温子もまた独特のカッコよさがあり、第1回目として見ごたえ充分であった。
   お客(視聴者)はよく知っている。今期の連ドラの中(まだ有望作品は残っているが)で今のところ視聴率は15%越えの第1位だった。2回以降もこの質を維持してもらいたいものである。(放送2019年4月11日21時~)

(黄蘭)

採点:1.5

注目情報

PR
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • 「無期転換ルール」、新たな「働き方」は軌道に乗っていますか?

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中