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JYJのパク・ユチョン「麻薬疑惑」で警察出頭!元婚約者のミルク姫が「一緒に使った」

   韓国の人気グループ「JYJ」のメンバーで俳優のパク・ユチョンさん(32)はきのう17日(2019年4月)、麻薬を使った疑いでソウル近郊の警察庁に出頭した。警察に入る前、報道陣に対し、「ありのまま誠実に取り調べを受けます」と話した。

   警察では約9時間の任意での取り調べを受け、毛髪や尿などの簡易鑑定では薬物反応は出なかったというが、警察はユチョンが薬物を購入するためにATMで入金する監視カメラ映像を入手していると、韓国メディアは報じている。

   出頭のきっかけとなったのは、元交際相手である「ミルク姫」ことファン・ハナ容疑者の供述だった。ファンは韓国国内シェア第2位の大手乳製品メーカーの創業者の孫で、自身のインスタグラムに高級ブランド店で買い物する様子など、セレブぶりを投稿して話題となった。

   おととし(2017年)にはユチョンと婚約を発表したものの破局し、今月6日に薬物使用の疑いで逮捕され、「パク・ユチョンに麻薬を勧められ、一緒に使用した」と供述したとされる。

   これに対し、ユチョンは今月10日、会見を開いて「麻薬を使ったこともなく、勧誘したことはなおさらありません」と完全否定した。その時、「私を好きでいてくれた人なので」とファンをかばい、2人の間で薬物の話が出たことはないと話した。

検査に備え体毛すべて剃っていた

   韓国事情に詳しいノンフィクションライターの高月靖さんは、「マスコミや一般の方の(ユチョンに対する)視線は厳しいものがあります」と話す。薬物検査に備えて、出頭前に体毛をすべて剃ったという報道もされているという。

   モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「経済や雇用の状況が厳しくなっている韓国では、ナッツ姫など財閥に対する反感が強いんですね。その感情がメディアを後押ししている面もあるので、冷静に見る必要があります」