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<なつぞら>(第19話・4月22日放送)
芝居の練習に夢中のなつに番長から呼び出しがかかった!女が出しゃばると農業高校がなめられると難癖

   柴田牧場のじいちゃん・泰樹(草刈正雄)と"お父さん"の剛男(藤木直人)の対立がきっかけで、なつ(広瀬すず)は演劇部の女優になると決心した。演劇部の練習は予想以上に厳しく、ランニングや腕立て伏せ、腹筋にスクワットと肉体を酷使するものばかり。学校から帰って搾乳をしながら、「ああ、痛たたたあ」と腰をさする。

   見かねた"お母さん"の富士子(松嶋菜々子)は、牛舎の仕事を休んでいいと言う。じいちゃんまでが「今のお前の仕事は、舞台で主役になるように練習することだ」といって、なつが主役をやるものだと決め込んでいた。

   柴田家のみんなが、初めて学生らしい楽しみを見出したなつを応援してくれるが、なつは酪農の仕事を休むのは心苦しく、裏庭の電灯の下でまき割りを始めた。

熊とサケを奪いあって勝ったという伝説の男

   なつは柴田牧場での暮らしに満足し、酪農を一生の仕事にするつもりでいるが、みんなには内緒で、時々なつは兄の咲太郎(岡田将生)に手紙を書いていた。

   「今でも毎日会いたい。この手紙を読んだら必ず連絡が欲しい」

   もう兄がいないことはわかっていたが、孤児院宛に送っていたのだ。

   演劇の練習に明け暮れていたとき、熊とサケを奪いあって勝ったという伝説を持つ「番長」こと門倉努(板橋駿谷)に呼び出される。同級生の小畑雪次郎(山田裕貴)や居村良子(冨田望生)と一緒に校舎の裏に行くと、門倉が出し抜けに「勝農(十勝農業高校)がナメられるだろうが!」と凄んだ。ただでさえ人数の少ない女子が、演劇をやることに不満な門倉だったが、なつはひるまず、仁王立ちして門倉を睨み返した。(NHK総合あさ8時)