2024年 4月 20日 (土)

<なつぞら>(第20話・4月23日放送)
演劇コンクールの台本が書き上がった!じいちゃんと農協の対立がモチーフらしい・・・なつはちょっと心配になった

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   十勝農業高校の演劇部顧問の倉田隆一先生(柄本佑)が台本を書き上げた。タイトルは「白蛇伝説」。むさぼるように読む部員たちに、「これは伝説だ。十勝、音問別あたりでまことしやかに語られている話をもとに俺が考えた。テーマは、個人の問題と集団の問題だ」という。

   ざっと読み、奥原なつ(広瀬すず)はダイナミックな展開に心を躍らせた。ただ、じいちゃんと農協の対立がモチーフらしい。

   本番の「北海道高等学校演劇コンクール 十勝地区予選大会」までは、残り1か月だった。なつがじいちゃん・泰樹(草刈正雄)への思いから入部したことを知る倉田は、なつに重要な役を演じるように命じる。

   さらに、舞台で使う絵も描けないかと頼まれ、「絵なんて描けません。私が描けるのは落書き程度です」と困る。倉田先生は今回の舞台美術は美術部に頼むのではなく、「雪月」に飾ってあったような絵がいいという。「雪月」は帯広にある菓子店で、同級生の小畑雪次郎(山田裕貴)の実家だ。

   「そうか、天陽の絵だ!」

   二人の話を聞いていた雪次郎が叫んだ。倉田先生が言っている「雪月」の絵は、なつの幼なじみの山田天陽(吉沢亮)の絵だった。さっそく天陽に頼みに行くと、「なっちゃんや雪次郎のためになるなら描くよ」と快諾してくれた。

夕見子が「女優は自分のためにやれ」と背中を押してくれた

   その夜、なつが部屋に戻ると、柴田家の長女・夕見子(福地桃子)が寝床で「俳優修業」を読んでいた。なつが雪次郎から借りた本だ。「ずいぶん、その気になっているんだね」となつをじっと見つめる夕見子。「違うよ、私が演劇をやるのは、あくまでおじいちゃんのためだから」となつ。

   夕見子は本当に女優をやりたいんだったら、じいちゃんのためではなく、自分のためにやれと言い、「あんたが本当にやりたいなら応援する」と背中を押した。なつはこんな時の夕見子の存在は心強いと思う。(NHK総合あさ8時放送)

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