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慶応大学卒、ジャニーズ初の高学歴アイドル櫻井翔 鬼母との二人三脚猛勉強エピソードを披露

   「VS嵐」(2019年4月18日夜7時~・フジテレビ系) 嵐がずば抜けた身体能力を駆使して対戦するゲーム・バラエティー番組。ゲストは映画「キングダム」チーム。嵐・櫻井翔が「窮地を乗り越えたエピソード」について明かした。

   高校に入った時、勉強のペースがわからず、前期の中間試験終了後、成績の基礎資料である素点が4.6だった。素点5.5以上でないと留年と言われていたため、発奮。前期の期末試験に臨んだが、素点5.1で届かず。母親に成績を見せると、「4.6から5.1まで上がってるの、すごいじゃない!」とベタボメされてしまう。

櫻井パパママ「学業がおろそかになるなら、嵐加入を辞退せよ」

   「俺さ、留年しそうなんだ」という危機的状況を説明しても、「上がってるんだからすごいじゃん!」とことの重大さを理解しようとしない。「違う、違う、留年しそうなんだ、俺は。俺は留年するんだぞ」と連呼してようやく状況がつかめたらしい母親。後期で挽回しないと留年必至の事態。既にジャニーズJr.として活動していた櫻井は、「仕事してるから、家に帰るともう(夜の)10時とか9時とか」というハードスケジュールが続く。

   仕事の疲れで睡魔に負けそうになり、うたた寝しかけたところを母親が揺り動かす。「お袋が寝ずに一緒に勉強に付き合ってくれ」て、母子二人三脚で猛勉強した結果、後期の試験で成績をアップさせることが出来、「トータル5.7で進級できた」そうだ。

   櫻井は慶応義塾幼稚舎からエスカレーター式で中学、高校へ進んだ。高校では必修科目が多く、第2外国語で中国語を選択、難しさに音をあげそうになったという。その一方で父親の紹介で外国人とマンツーマンで会話する英会話教室に通うなど、貪欲に知識を吸収する一面もあった。試験前は仕事を休んで勉強に没頭。「学業がおろそかになるなら、嵐加入を辞退するよう」両親から言われたこともあったが、地道な努力を続けて慶応義塾大学に進学。ストレートで卒業、ジャニーズ初の高学歴アイドルの看板を手にすることができた。

   もし、高校1年で留年していたら、嵐誕生はなかったかも。これまで、鬼母エピソードを率先して明かしてきた櫻井。今年(2019年)、「ケンカはしない」と母親と約束したということもあり、今後はこのような心温まる話が聞けるかもしれない。

知央