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水泳の高飛び込みに新星! 史上最年少12歳7カ月で優勝した玉井陸斗選手、中学1年生だ

   水泳の高飛び込みに新星が登場した。「驚きの肉体」と司会の小倉智昭が語ったのは、おととい21日(2019年4月)に東京都江東区の辰巳国際水泳場で開かれた日本室内選手権で、史上最年少の12歳7カ月で優勝した玉井陸斗選手、中学1年生だ。

東京五輪ではギリギリで年齢制限をクリア

   身長143センチ、体重38キロと小柄だが、シックスパックの腹筋がたくましい。大会では得意の前宙返り4回転半抱え型や着水の水しぶきをたてないノースプラッシュで474・25点と、2位に60点以上の差をつけた。「トップ選手の技ができることに誇りを持っています。日本一は自信になります。できたことを続けて表彰台に上りたい」と話した。

   史上最年少記録を更新された寺内健さん(38)は「感動しました。とくに、最後のパフォーマンスはオリンピックの決勝戦に見えました」と称えた。玉井選手は「世界のトップ選手と戦えるのにワクワクします」と、東京オリンピックを意識する。

   小倉「もし東京オリンピックが今年夏だったら出場できなかった」

   年齢制限のためだ。来年(2020年)夏のオリンピックには男子史上最年少の出場へ期待が高まる。9月にマレーシアであるアジアカップで優勝するか、来年4月の東京ワールドカップで18位以内が条件という。

   キャスターの伊藤利尋アナ「国際大会の経験は少ないですが、これほどの完成度はかつてなかった」

   高飛び込みが花形競技になるかもしれない。