2024年 4月 20日 (土)

<なつぞら>(第23話・4月26日放送)
いよいよ演劇コンクール当日!必ず見に行くと言っていたじいちゃんが来ない・・・何かあったのか?

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   「じいちゃん、行ってきます。見に来てくれるよね。私がこの芝居を見せたいのはじいちゃんだけだから」

   演劇コンクールの地区予選の日、なつ(広瀬すず)は柴田牧場のじいちゃん・泰樹(草刈正雄)にそう言って家を出た。会場では、「お母さん」の富士子(松嶋菜々子)、帯広の菓子店「雪月」の妙子(仙道敦子)、とよ(高畑淳子)、雪之助(安田顕)が作ったアイスクリームを配っていた。なつたちを応援するためだ。

   舞台では、雪次郎(山田裕貴)が不安になっていた。舞台セットに使われる天陽(吉沢亮)の描いた絵が、あまりにも力強かったからだ。「芝居よりも背景が強くなりすぎないでしょうか」と心配する雪次郎に、倉田先生(柄本佑)は答える。

   「いや、この背景でやるから意味があるんだ。これは、山田天陽の魂の叫びなんだ」 会場に向かおうとした泰樹のところに、天陽がやってくる。馬の様子がおかしいので見てほしいと助けを求めに来たのだ。

クライマックスの大切なセリフ・・・なつはありったけの思いを込めて演じた

   演劇コンクールの会場では、泰樹らが来ないのまま十勝農業高校の芝居の幕が上がった。村長役の門倉(板橋駿谷)がセリフをド忘れするというトラブルもあったが、なつたちは必死に演じる。

   いよいよ、クライマックスだ。なつは主人公の村娘ペチカと白蛇の化身の二役を演じている。「ペチカ様はあんな奴の嫁になりたいのか」と雪次郎扮するポポロは気持ちを抑えきれない。ポポロはペチカと結婚の約束をしている。ペチカが答える。倉田先生にダメ出しされ、何度も練習したセリフだ。

   「それを望まないことはあなたが一番よく知っているでしょう、ポポロ。しかし、自分のことだけを考えるわけにはいけません。そもそも、その考え方が間違っていたのです」

   その時、泰樹と天陽が会場に入ってきた。(NHK総合あさ8時放送)

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