2024年 4月 26日 (金)

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あなたは一生でいくらぐらい税金を取られているか・・・1億1442万円だって

   週刊現代も合併号だが、やや誌面が変わったように思う。相続問題は息切れしたのか、今週は「60歳まで働いていた人は、どれだけ税金を納めてきたのか」というのが巻頭特集である。いいところに目をつけたと思う。私もサラリーマンだったから、会社にいる間は給料から天引きされていて、どれぐらい税金を払っていたのか、気にもしなかった。

   こうして見ると、大変な額をむしり取られていたと愕然とする。所得税は平均的な一人当たりの総額は1787・6万円になる。所得税収入は2009年度の12・9兆円から17年度には18・9兆円にまで増額している。住民税は、生涯収入が3億2000万円の場合、1699・1万円を負担している。

   このように、われわれ国民が多額の税金を払っているのに、使われ方はずさんで、会計検査院が17年度に「ムダ遣い」だと指摘した税金は、総額で1156億9880万円になるというが、こんなものでは済まないはずだ。

   週刊現代が所得税や保険料、自動車税、酒税などを合わせて試算したら、生涯で1億1442・7万円にもなるそうである。週刊現代のいうように、国はわれわれに感謝しないとバチが当たる。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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