「平成から令和に変わる世紀の瞬間を118台のカメラで全国各地を総力取材しました」と司会の国分太一が伝えた。
東京・渋谷の映像では、仮装した人もいたが大きなトラブルはなかった。渋谷と並ぶ人気の六本木では、日本人よりも外国人が「レイワ!」「レイワ!」と盛り上がっていた。
大坂・道頓堀では、例によって川に飛び込む人もいたが、混乱はなかった。青森県むつ市ではスマホの明かりで「令和」の人文字をつくり、神戸市の温泉施設では湯船やサウナでおじさんたちがカウントダウンしていた。
そんななか、東京・日本橋のビルの合間にぽつんと建っている小さな神社に行列ができていた。「金運アップ」の御利益のあるパワースポットとして人気の小網神社だ。「平成限定の御朱印」が目当てで、通常の5倍の1500人が訪れた。きょう5月1日(2019年)からは「御即位奉祝」の御朱印を用意している。
国分「全国各地で盛り上がっていましたが、改元の瞬間にどこにいたのか。100人に聞いてみました」
自宅が85人、繁華街8人、旅行先4人、電車の中1人、神社1人、役所1人だった。
国分「みなさんはどうでした?」
三輪記子(弁護士)「自宅にいました」
原晋(青山学院大学陸上部監督)「自宅で寝ていました。瞬間は夢の中です」
キャスターの堀尾正明「私も自宅です。ふと目が覚めたら午前1時でした」
どうやら、多くの人は普段どおりの生活の中で令和を迎えたようだ。