2019年 5月 20日 (月)

身体障碍者の青年と優しいOL(高校の同級生)との恋を、細やかに描いて合格点
<パーフェクトワールド 第1回、第2回」(フジテレビ・関西テレビ制作)

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   若い頃に事故にあって脊髄を痛め、下半身が不随になった男性の話と聞いて敬遠していたが、2回まででは案外良く出来ている。川奈つぐみ(山本美月)は高校の同級生で、かつて初恋の相手だったバスケット部のイケメン男・鮎川樹(松坂桃李)と仕事先で再会する。「まだバスケやってるの」と無神経な質問をしてしまうが。

   鮎川は下半身が動かせず神経も鈍くなっているので、排泄の粗相をすることもある。だから、鮎川は恋だの結婚だのは考えるのもやめているが、仕事は夢を実現して一級建築士になっていたのだ。つぐみは父親(松重豊)との約束で、大学を卒業したら郷里の長野に帰るはずであったが、今は妹と同居してデザイン会社のOLだ。

   鮎川には世話をしてくれる元看護士のヘルパー(中村ゆり)がいて、彼が背中に炎症を起こして入院した時に、つぐみをキツイ目で見る。要するに鮎川の身体は抵抗力が弱いのだ。つぐみは総てを達観しているように見える彼を、もう一度生き生きした過去に連れ戻したいと、車いすバスケに誘う。彼の同僚から勧められていたから。

   人生を半ば諦めて達観している身体障碍者と、健常者との感覚のずれを細かく描き、不自然さがない。山本美月のちょっと垂れ目の愛らしさが、彼女のおとなしい内面を巧みに表出していて好感が持てる。最近の連ドラはハッピーエンドが多いので、ゆっくり眺めてみることにする。松坂桃李の滑舌の悪さは相変わらずであるが。(放送2019年4月23日21時~)

   (黄蘭)

採点:1

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