2024年 4月 24日 (水)

<なつぞら>(第39話・5月15日水曜放送)
「本心を話さないのはじいちゃんを裏切ることだ」天陽は珍しくなつに語気強く言った

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   東京に行きたいと家族にやっと伝えたなつ(広瀬すず)だったが、本当の理由をいえずに悩んでいた。知らず知らずのうちに幼なじみの天陽(吉沢亮)の家に向かう。厩舎の中のアトリエで、「東京に行きたいのは、お兄さんのためだけじゃないべや?」となつに天陽は言う。

   「アニメーションだろ。漫画映画を作りたいんだろ。なんでそれを言わないんだ」と語気を強める。自信のないなつはなかなかはっきりと言えない。「酪農よりもやりたいことがあるなんて、じいちゃんを裏切るみたいで」とうなだれる。「そんな奴はなんもできねえな。行かんほうがましだ」と突き放す。

「さようなら!」耳をふさいで飛び出すなつ!天陽との別れなのか・・・

   二人は母屋にもどり、天陽の家族とあたりの特産のそばがきを食べている。東京行きの理由をはっきり言わないなつに、天陽はさらに続けて「自然な気持ちに従ってみればいいだけだ。なんも悩むことはない」とはなす。

   なつには天陽の言葉が強く、突き放されているように聞こえた。うなだれたまま帰ろうとすると、天陽が追いかけてきた。「できるかどうかわからなくても、泰樹さん(草刈正雄)はたった一人で北海道にきたんじゃねえのか。泰樹さんはなっちゃんの見本だべさ。どうすべきかは自然とわかるだろ。じいちゃんのために生きることは、じいちゃんのために諦めることではないべさ。なっちゃんは自分の信じたことをやればいい」

   明晰な天陽の言葉がなつを追い詰める。「分かった。もう、そんなに応援しないでよ!」なつは耳をふさいで厩舎を飛び出した。

   「さよなら!」

   なつと天陽はこれっきりになってしまうのか。(NHK総合あさ8時放送)

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