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高所恐怖症の櫻井翔、青学大航空部でグライダー体験。「飛んでる~、浮いてる~!」と大感激! 捨て身の挑戦に各大学航空部が便乗宣伝

   「嵐にしやがれ」(2019年5月11日夜9時~・日本テレビ系)「櫻井翔 〇〇へ行く!」のコーナーで、嵐・櫻井翔が青山学院大学・体育会航空部を訪問した。

   風の力を利用して飛ぶ、エンジンのない小型飛行機、グライダーを体験するクラブ活動。部員数29名、年に70日間も合宿するバリバリの体育会系だ。部員が目を輝かせて「一度乗ったら空の虜になる」と熱く語るも、櫻井のテンションは今一つ。グライダーのコクピットに座らせてもらうと、さすがの櫻井もトム・クルーズになったかの気分になり、「『トップガン』じゃん!確かにちょっとテンション上がるわ」とごきげんに。

   模範飛行の見学後、「じゃあ、終わろっか」とポツリ。というのも、櫻井は高所恐怖症。若い頃から体を張った企画をムチャぶりされた結果、高いところが大の苦手になった。特にひどくなったのが、13年前の番組企画で、濡れたワイシャツがスカイダイビングで乾くかという実験。トラウマになって、地に足がついていないだけで恐怖を感じる重症患者となった。

「すごい景色もブワーッと開けて気持ちよかった」

   「下が見えないから大丈夫」という監督の説得や部員の「カッコイイ」のヨイショに乗せられ、ようやくその気に。腹をくくったらしい。とはいえ、2人乗りのグライダーに乗り込んだ櫻井にスタッフが手持ちカメラを渡すと、「俺が今これを回せる心理状態にある?」と毒づくのを忘れなかった。

   離陸後、櫻井は完全に舞い上がった。「うわっ」を連呼して止まらない。口をパクパクする姿は酸素不足の金魚のよう。だが、意外にも第一声は、「なにこれ、気持ちいい」だった。「すっげえきれい」「飛んでるっていうか、浮いてるっていう感覚です」と冷静に分析を続け、窓の外を撮影する余裕すらみせるまでに。

   7分間の飛行の後、無事着陸すると、「風に乗ったわ」とにっこり。「すごい景色もブワーッと開けて気持ちよかった。けど上昇気流がおっかね」と本音を吐露。「これはでも代えがたい経験だわ」と感無量の様子。「また飛びたくなっちゃう?マジか、何かそんな感じがしてきたよ」と病みつき気分をぶっちゃけた。

   櫻井の頑張りに茶の間の反響は抜群だったようで、SNSで話題沸騰。訪問した青山学院大学だけでなく、東北大学、大阪大学の航空部も便乗宣伝し、認知度アップすることができたようだ。櫻井の捨て身の挑戦が報われる結果となって何より。これで高所恐怖症が克服できれば、いうことなしだが。

   知央