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「今年は特別御朱印状を頒布しません」暴言、恫喝、転売の混乱を恐れて浅草三社祭が決断

   今週末の16日~19日(2019年5月)に予定される東京・浅草三社祭で、浅草神社がこれまで頒布していた特別御朱印状を今年は出さないことにした。

   元号が令和に切り替わった5月1日に頒布した特別御朱印を求めて最大5時間待ちともいう行列ができ、イラだった人から神社の職員や巫女に「暴言、恫喝や暴力に近い行為」(神社の公式フェイスブック)があったためだという。

参拝していたら遅れると、参拝しないで並ぶ人も

   中には「こっちはお客だ」と大声をあげる、遠方から来たのだからと特別な対応を要求する、整理券をひったくる人もいたそうだ。また、御朱印状がネットオークションやフリマアプリで、高値で転売されることについても、神社は「看過できません」とマナーやモラルを問題視する。普通の御朱印は頒布するが、それも同様な行為があれば中止するとしている。

   中江有里(俳優、ライター)「スタンプラリーと勘違いしているのでは」

   伊藤利尋キャスター「大半は令和のレアものだから並ぶという面が否定できません」

   古市憲寿(社会学者)「いっそのことネットで買えるようにしたらどう。頒布方法をいくつか設けたら?」

 

   司会の小倉智昭「参拝していたら遅れるからと、参拝しないで並ぶ人もいるらしい。御朱印は楽しいけれど、ネットで値がつくとなるとどうなのかと思うなあ」