2019年 5月 24日 (金)

前作のストロベリーナイトより遥かに面白い正統派警察もの。姫川玲子を演じる二階堂ふみが抜群にいい
<ストロベリーナイト・サーガ 第5回>(フジテレビ系)

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   竹内結子が主演した以前の「ストロベリーナイト」は、徒に残酷な殺人場面で見るのが苦痛だった。今回の「サーガ(物語)」つきの作品は正統派警察もので、筆者はずっと評価する。何より姫川班主任になる二階堂ふみが素晴らしい。ノンキャリだが優秀で、27歳にして班を率いる姫川玲子警部補、第4回では援助交際のクソガキ女子高生を、取調室で論理的に追い詰める場面が白眉だった。

 

   今回は人生ついていないことの連続だったマジシャンが殺される。残されたガラケーに残っていたリストから、姫川班がアイウエオ順に洗ってゆくのだが、その中に元公安、今は殺人犯捜査第5係の勝俣健作(江口洋介)の名前もあり、何かと曰くつきの男として捜査が複雑になる。姫川玲子の片腕は寡黙で正義感の強い菊田和男(亀梨和也)で、姫川の「勘」頼りを批判していたが、最後はその鋭さに舌を巻く結果になる。亀梨も近頃は大人になってなかなかいい。

 

   経営していた会社がつぶれ、病弱だった妻に先立たれ、マジシャンで細々と生計を立てていた「ついていない男」が、最後は昔裏切られた男に殺される。事件解決後に、姫川が「何の反省もない犯人」を捕まえても空しいと零すと、上司の係長(山口馬木也)が言う。農家の人は作物を作っても作っても食べられる繰り返しだ。俺たち警察も犯人を捕まえても捕まえてもワルが次々に出てくる。その繰り返し。それでも世の中をよくするために頑張らねばならない、と。(放送2019年5月9日22時~)

(黄蘭)

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